みなさん、日頃からメガネのお手入れはどのようにされていますか?実はお風呂でメガネを洗うのは、レンズを傷つけてしまうNGなお手入れ方法なのです。メガネのレンズは熱に弱く、キズが付いたりコーティングがはがれたりする原因になります。

今回はメガネを最高の状態に保つお手入れ方法をご紹介いたします。

 メガネのお手入れが必要な理由とは?

メガネの使用頻度は人それぞれ異なりますが、肌に直接触れるという点では洋服と同じです。皮脂や汗に触れ続けるメガネは、こまめにクリーニングするのが理想的。毎日のお手入れは不要ですが、適切なメンテナンスでメガネを長持ちさせ、快適に使い続けることができます。

・ 放置された汚れはメガネの劣化を早める

メガネのフレームに使われる金属やプラスチックは、皮脂・汗・化粧品などの汚れを長時間放置するとダメージを受けます。プラスチックは変色やツヤ消え、傷に汚れが溜まると腐食など破損のリスクが高まるのです。

 メガネが汚れる原因とは?

細心の注意を払っていても、気付くとメガネのレンズが汚れているという経験は誰しもあるでしょう。まずはメガネが汚れる原因からご説明しましょう。

・ 舞い散るホコリの付着

メガネのレンズ汚れの一因は、至る所に漂うホコリです。特に湿度の高い場所では、目に見えない微細なホコリがレンズやフレームに付着しやすくなります。

・ 汗や涙の影響

顔の汗や涙もメガネ汚れの原因となります。皮脂を含んだ汗がレンズを濡らし、汚れとして残ります。レンズと目の距離が近いと、まつ毛の涙や油分がレンズに触れるだけでも汚れの元に。女性はアイメイクやマスカラにも注意が必要です。

・ 季節を問わない花粉

意外と見落とされがちなのが、花粉によるメガネ汚れ。花粉は春だけでなく一年中飛んでおり、秋にはヨモギやブタクサの花粉も。外出後のメガネ汚れは、花粉が原因かもしれません。

 正しいメガネの洗浄方法

毎日使うメガネには汚れがつきものなので、定期的なメンテナンスが欠かせません。誤った洗浄はメガネ破損や汚れの原因になるため、正しい方法を心得ておきましょう。

・ 洗浄ステップ①:水道水で洗う

メガネ拭きを使う前に、まずは水道水での水洗いを。ホコリの付着したレンズを乾拭きすると傷の原因になるので、細かい汚れを水洗いで取り除くのがポイントです。お湯やぬるま湯はNGで、フレームの変形やコーティング剥がれの恐れがあります。入浴中の洗浄も避けましょう。

・ 洗浄ステップ②:メガネクリーナーを塗布

水洗い後は、メガネ全体にクリーナーを塗布します。水気が残った状態でもOKで、レンズの表裏・フレーム・細部の隙間までしっかりと行き渡らせることが肝心。水洗いでは落としきれない皮脂や油汚れもクリーナーできれいに落とせます。

・ 洗浄ステップ③:クリーナーを伸ばす

次に、指腹でクリーナーをメガネ全体に伸ばしていきます。親指と人差し指でメガネをはさむように持ち、細部まで丁寧に。

・ 洗浄ステップ④:ティッシュで拭き取る

クリーナーを満遍なく行き渡らせたら、ティッシュで水気を拭き取ります。この際、ティッシュで擦るように拭くと繊維が残る恐れがあるので、軽く押し当てて汚れを吸い取るようにするのがコツです。フレームや耳掛け部分、皮脂汚れのつきやすい鼻パッドも念入りにふき取りましょう。

・ 洗浄ステップ⑤:メガネ拭きで仕上げる 

最後に、繊維の細かいメガネ拭きでレンズとフレームを整えます。小さな汚れやホコリもしっかり除去できるので、仕上げの一手間を惜しまないように。レンズ面を自分に向けて左手の指で押さえ、右手でメガネ拭きを使うのが正しい持ち方で、フレームのズレや歪みを防げます。

・クリーナーをお持ちでない方
ステップ②と③を飛ばしてもある程度綺麗になります。
クリーナーをお求めの方はメガネのスズキにもご用意があります。

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こちらのプラクリーンを重宝しています。

 メガネのお手入れ時の注意点

正しい方法でメンテナンスしないと、メガネに傷がついたりズレや歪みが生じたりします。お手入れの際の注意点もおさえておきましょう。

・ メガネ拭き以外でのレンズ拭きはNG

ハンカチやティッシュ、服の袖などでレンズを拭くのは厳禁です。繊維の粗い布でレンズを拭くと、一見きれいに見えても細かい傷が付いてしまうので、外出時もメガネ拭きを携帯するのがおすすめ。水気を拭き取るために押し当てるのはOK

・ レンズの乾拭きは避ける

汚れたレンズを乾いたまま拭くのもNGな方法。ホコリや汚れでレンズに細かい傷が付く原因となるため、必ず水洗いで汚れを落としてからメガネ拭きを使うのが正解です。

・ レンズの拭く方向に注意

メガネを拭く際はレンズの拭く方向にも気をつけてください。バラバラの方向に拭くと、汚れがレンズ全体に散らばってしまう可能性が。まっすぐ一定方向に動かすのが汚れを取るコツですよ。

・ 水滴はすぐに拭き取る

雨や汗などでレンズに水滴が付いたら、放置せずにすぐ拭き取るのが鉄則です。水滴を放置するとコーティング剥がれや汚れの固着でレンズの寿命が縮むので、こまめな拭き取りを心がけましょう。

天理駅前のメガネのスズキではアフターメンテナンスでメガネのクリーニングを無料で行っています。
少なくとも半年に一度はメンテナンスにお越しください。

メガネのお買い求めもお待ちしております。
豊富な品揃えから、お客様に合ったメガネ選びをお手伝いいたします。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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