
メガネを長く快適に使うためには、正しい扱い方が重要です。意外と知られていませんが、メガネのテンプル(つる)は左側から先にたたむのが正解です。
なぜ左側からたたむのか?
メガネは右利きの人に合わせた設計になっており、メガネをかけるときの動き(右手で右耳側を開く)を考えて、
左耳側から先にたたむことで、右耳側が上になるようにします。
この事に意識してメガネを開くと、この細かな気配りに気づくことができます。
■正しいたたみ方

■誤ったたたみ方をした時

※フレームによっては誤ったたたみ方をしても、写真ほど歪まないことが多いです。それでも負荷は掛かっているので注意です。
余談ですが、メガネ屋さんは誤ったたたみ方のメガネを見ると、むずむずしてしまう方が多いように思います。
間違ったたたみ方による不具合
間違った方法でメガネをたたむと、以下のような不具合が発生することがあります。
1. フレームの歪み
右側のテンプルを先にたたむと、メガネの形が少しずつ歪んでしまい、フィット感が損なわれます。
2. レンズの傷つき
誤った方法でたたんだ状態でケースに収納すると、レンズがケースの内側に当たり、細かい傷がつく可能性があります。
3. ヒンジ部分の劣化
テンプルを無理にたたむと、ヒンジ(蝶番)部分に負担がかかり、ゆるみや破損の原因になります。
正しいメガネの扱い方
- 両手でフレームを持ち、左右均等に開閉する
- たたむときは左のテンプルを先に
- 不要な力を加えず、丁寧に扱う
正しいたたみ方を習慣にすることで、メガネの寿命を延ばし、快適に使用することができます。メガネを長持ちさせるために、ぜひ実践してみてください!